酒代わりに入浴剤飲み49人が死亡、ロシア・イルクーツクが非常事態宣言:メタノール入り入浴剤を飲用

酒代わりで入浴剤飲み49人が死亡、ロシア・イルクーツクが非常事態宣言:メタノール入り入浴剤を飲用

ロシア・東シベリアのイルクーツク市で12月19日、人体に有害なメチルアルコール入りの入浴剤を酒の代わりに飲んだ現地住民57人が病院に搬送され、20日までに49人が死亡したと現地メディアが明らかにしました。今後、死者数は増加する見通しでイルクーツク市長は非常事態宣言を出しています。

ロシアでは長引く経済不況から、低所得層の住民が値段の安いアルコールの入った液体(入浴剤や化粧品)などを酒代わりに飲むケースが後を絶えず、今回の事件へと発展。問題の入浴剤はメチルアルコールと凍結防止剤が入っており、250mlのボトル1本が40ルーブル(80円前後)で販売されており、安く酒を飲みたい人が購入し飲んでいたとみられています。

現地警察が入浴剤の製造元を突き止め、作業所の所有者2人と入浴剤を販売した疑いで5人を逮捕し、販売されている商品の回収も進んでいるということです。

入浴剤を飲んだ49人が死亡、死者は増加する見通し

ロシアの東シベリアの主要都市・イルクーツクでは今月17日以降、35歳から50歳の男女が嘔吐などの体調不良を訴え、病院に搬送される騒動となっています。地元警察によると、20日までに少なくとも57人が病院に搬送され、49人が死亡したということです。

中毒症状を起こした住民は酒の代わりに入浴剤を飲んだということで、この入浴剤にはメチルアルコールと凍結防止剤が含まれていました。ロシアでは不況で所得の低い住民らが酒代わりに値段の安いアルコールを飲用するケースが増加しており、アルコールが含まれた入浴液や化粧品を飲む人が後を絶えなかったということです。

入浴剤は250mlのボトルが40ルーブル(日本円で約80円前後)で販売されており、サンザシの香りの入浴剤とラベルに書かれていた。現地住民が酒代わりに入浴剤を飲んで体長を崩したとみられている。ロシアでは深夜から早朝にかけては酒類の販売が禁止されており、酒を切らした住民が24時間営業の薬局などで入浴剤買って飲んでいた人もいるという。

現地警察はこの騒動を受け、イルクーツク市郊外で問題の入浴剤などの製造拠点となっていた工場を発見し、作業所の所有者2人と入浴剤を販売した疑いで5人を逮捕したという。また、ロシアのイルクーツク市内では100店舗余りの店から入浴剤を回収したと発表している。

酒の代わりに飲んで50人近くが死亡した入浴剤のビン
(酒の代わりに飲んで50人近くが死亡した入浴剤のビン)

ロシア・イルクーツクで酒代わりに入浴剤飲み49人が死亡…Twitterの声

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酒代わりで入浴剤飲み49人が死亡、ロシア・イルクーツクが非常事態宣言:メタノール入り入浴剤を飲用