久留米大学病院 「悪魔の細菌」CRE(抗菌薬耐性菌)に入院患者が感染、院内感染か?

久留米大学病院 「悪魔の細菌」CRE(抗菌薬耐性菌)に入院患者が感染、院内感染か?

福岡県久留米市の久留米大学病院の高度救命救急センター内で、カルバペネム系の抗菌薬に耐性がある「CRE」と呼ばれるカルバペネム耐性腸内細菌への感染が入院患者から見つかり、1人が死亡したと22日に行われた記者会見で明らかにしました。CREはアメリカでは「悪魔の細菌」と呼ばれている抗菌薬耐性菌です。

病院の記者会見によると、院内感染の可能性が高いとみて詳しく調べています。

久留米大学病院は福岡県久留米市旭町67番地に建つ総合病院で、CRE(カルバペネム耐性腸内細菌)への感染が見つかったことで、院内感染の疑いがあるとして病院内の高度救命救急センターの一部を閉鎖、感染患者を隔離したと発表しています。

救命救急センターでCRE(カルバペネム耐性腸内細菌)への感染が確認される

久留米大学病院が行った記者会見によると、悪魔の細菌と言われるCREの感染が確認された4人のうち3人は高度救命救急センター内に入院していた患者で、1人は別の診療科の患者だという。4人とも発熱などの症状がみられ、このうち1人が死亡しました。

亡くなった1人は元々重症患者で、体力が落ちていたことなども影響しているというが、CREへの感染と死亡したことには関連があるとして因果関係を調べている。また、他の感染患者の2人のうち1人は既に回復して退院しており、もう1人も改善傾向にあるという。

久留米大学病院は高度救命救急センターの43床のうち10床を感染患者の治療の為に隔離しており、救急患者の受け入れを抑えて対応しています。

病院は久留米市保健所に届け出を出すとともに、ホームページ上にお知らせとして情報を掲載。行政と連携して対策を講じていると発表しています。

久留米大学病院のカルバペネム耐性腸内細菌(CRE)検出のお知らせ
(久留米大学病院・カルバペネム耐性腸内細菌(CRE)検出のお知らせ)

悪魔の細菌ともいわれる「CRE」とは

カルバペネム耐性腸内細菌(CRE)とは、悪魔の細菌とも言われており、多くの細菌に効果が認められているカルバペネム系の抗菌薬への耐性を持った新しいタイプの耐性菌を指します。

菌を持っている分には症状が出ませんが、入院患者や新生児などの菌に対する抵抗力が低い人が感染すると肺炎や尿路感染症などの原因となり、血液中に侵入すると敗血症などを引き起こすこともある恐ろしい菌とのこと。

世界中で耐性菌への感染が広がっており、アメリカでは悪魔の細菌とも呼ばれている。2014年9月から感染症法に基づいて、感染が確認された場合は保健所への届け出が義務化されている。

久留米大学病院で入院患者がCRE(抗菌薬耐性菌)に感染・発症…Twitterの声

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