神奈川県清川村の宮ケ瀬ダムで昨年8月に見つかった遺体は、15年前の風俗嬢ストーカー殺人事件の指名手配犯だった。

15年前の風俗嬢ストーカー殺人事件の指名手配犯・宮ケ瀬ダムで遺体で見つかる。

4月24日、神奈川県警は、15年前の03年、26歳の女性が刺殺されたストーカー殺人事件で指名手配されていた男が、昨年8月に清川村の宮ケ瀬ダムで遺体遺体で見つかっていたことを発表し、本日中に書類送検する方針を明らかにしました。
事件後、男の車が宮ケ瀬湖の近くで発見されましたが、結局行方はつかないままでした。
男の遺体は橋の下で見つかり、白骨化していましたが、この近くに止められた車の鍵を所持していました。
DNA鑑定などの結果から、遺体は指名手配の男と確認されました。

15年前の深夜に発生した厚木風俗嬢ストーカー殺人事件

03年11月9日午前1時30分前、神奈川県厚木市東町の駐車場「東町パーキング」で、帰宅途中の男女が刃物を持った男に襲われ、女性は胸を一突きされて死亡、男性も腹を数カ所刺され重傷。
死亡したのは飲食店従業員仲野志帆さん(26)。
重傷を負ったのは同店店長の山本勇樹さん(25)。
飲食店というのは具体的には、イメクラ「ウキウキ診察室」という風俗店です。

男は30歳ぐらいで灰色のウインドブレーカーを着ており、ワンボックス型の車で現場から逃走しました。
店長の話などから、常連客の男・久保田匡慶(24)が捜査線上に浮上し全国に指名手配されました。
オタク、風俗嬢、ストーカー殺人と、時代のキーワ-ドが散りばめられたかなりスキャンダラスな事件でした。

15年前の厚木風俗嬢ストーカー殺人事件・久保田匡慶の若すぎる転落人生

この事件は、06年4月3日「TVのチカラ・スペシャル」でも取り上げられ、元高学歴若人のベタな色ボケぶりは大きな反響を呼びました。
久保田匡慶(当時24)は、青山学院卒業でありながら、事件当時はアルバイト清掃員でした。
就職氷河期の雪解け間近の時期とはいえ、24歳にしてこれはかなり悲惨な境遇です。
おまけにイメクラに通いつめて、揚げ句は風俗嬢に入れあげてストーカーとはかなりマニアックです。
24歳でイメクラの常連などめったにいませんし、現在とは違ってSNS普及依然ですから、マニア間の交流などありません。
周囲の同年代の若者たちからはかなり隔絶した暮らしぶりが覗われます。
久保田匡慶が一人でどのような十字架を背負い、ストーカー殺人へと到ったのでしょうか?
こんな情けないやり方でも、時代の不条理に、たった一人で戦いを挑んでいたのかもしれません。


15年前の厚木風俗嬢ストーカー殺人事件・久保田匡慶のたった一人の戦い

イメクラなる風俗がいつ頃から一般化したのかはよくわかりませんが、25年ほど前からあったようです。
オタク客の取り込みを狙って始まったというのも聞いた覚えがあります。
久保田匡慶も画像を見る限りではいかにもオタクっぽいですが、厚木の風俗店の陳腐な個室には、傍から見ればたかが風俗嬢でも、彼の目にしか映らない一筋の光があったと信じたいですね。
薄暗くて 安っぽい 嘘だらけの個室での風俗嬢との一時にも、命を賭けるに値する恋があったと認めないことには、二人の死はあまりにも浮かばれません。
みなさまは、15年前のオタク青年と風俗嬢との間に、どのようなストーリーをご想像なさいますでしょうか?

宮ヶ瀬ダムで見つかった15年前の厚木風俗嬢ストーカー殺人犯の遺体に関するツイートは、現在まとめサイトの告知程度しか見当たりませんので、追って追記いたします。


コメントをどうぞ

お名前欄が空欄だと匿名になります。
コメントは承認後の公開となります。