アメリカ・フロリダ州の高校で銃乱射事件が発生、生徒ら17人が死亡。元生徒を拘束。

米フロリダ州の高校で銃乱射事件、17人死亡

14日午後2時半(日本時間15日午前4時半)ごろ、アメリカ南部フロリダ州パークランドの高校で銃乱射事件が発生し、地元警察は17人の死亡を確認したと発表しています。捜査当局は、現場となった高校に在籍していたニコラス・クルーズ容疑者(19)を拘束し、動機などを追及しています。

銃乱射事件の惨状となった現場

クルーズ容疑者が犯行に用いたのは、半自動ライフル銃AR15ということです。
犯行の直前に火災報知器を作動させ、多くの生徒を教室の外におびき出した上で、銃乱射に及ぶという残忍で冷酷な手口がうかがえます。
逃げまどう生徒に発砲を繰り返しながら、今度は校舎内に追い詰めたようです。
発砲があったとき教室にいたという生徒からは、こんな証言もあります。
教室のドアに鍵がかかっていたため男は窓から10発以上発砲して生徒が撃たれた。2、3分続いた
さらに銃乱射後には、自分も生徒になりすまして、手をつないで脱出しそのまま逃走ていたということです。
犠牲者には生徒と大人が含まれ、建物の中で12人、屋外で2人、路上で1人が死亡したほか、搬送先の病院で2人が死亡が確認されています。

マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校とは?

パークランドの人口は2016年の統計で3万1000人に対し、この高校の2015年度の生徒数は約3100人ということです。
実に、人口の十分の一がこの高校の生徒ということになってしまうことからも、越境入学の多いレベルの高い高校ではないかと思われます。
皮肉なことに、パークランドは、昨年フロリダ州で「最も安全な街」に選ばれていました。
銃乱射とは最も縁が遠いと思われていた場所での惨劇に、銃社会アメリカの病理の深さがうかがえます。

ニコラス・クルーズ元生徒とは、どんな生徒だったのか?

容疑者を知る男子生徒の話。
物静かだけど奇妙な男。私立学校から二度退学させられたことがあると、本人から聞いたことがある
この高校を退学となった理由の一つは、何度も報知機を鳴らすいたずらをしたというのもあるようです。

増え続ける学校での銃乱射事件

今年に入って米国の学校での発砲事件は18件目という、耳をを疑うような発表がされています。
高校だけでも、
・17年12月7日:ニューメキシコ州アズテック市で高校が襲われ、生徒2人が死亡。
・18年1月23日:ケンタッキー州ベントン市で15歳の高校生が、校内で2人の同級生を射殺。

ブレンダ・アン・スペンサーを覚えていますか?

79年1月、サンディエゴのクリーブランド小学校で銃乱射事件を起こした女子高校生です。
この銃乱射事件では、校長と主任用務員が死亡しています。
父親は州立大学の学長を務める、裕福な家庭の娘でした。
犯行動機は、彼女の供述によると、
「月曜日が嫌いなの。銃をぶっぱなすと景気付けになるでしょ」
という衝撃的なものでした。
この事件に触発されて生まれたのが、ボブ・ゲルドフの「I don’t like Mondays」です。
学校での銃乱射事件が起こる度に、このMVを見るのですが、毎月見ているような。
55歳になった彼女は、現在も服役中です。

繰り返される惨劇に、ため息ばかり

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