鹿児島市の取り壊し予定の産婦人科から、ホルマリン漬けにされた胎児の遺体を15体発見

鹿児島市、旧鳥丸産婦人科から胎児の遺体が15体

最初にお断りしておきますが、事件性のあるものではありません。
そもそものことの発端は、取り壊しの決まった旧産婦人科医院の状況確認に入ったことから始まります。
ここで官報に記載されたのは以下の内容でした。
平成29年11月14日午後1時頃、鹿児島市松原町15番6号旧鳥丸産婦人科1階において、瓶に入りホルマリンに漬けられた状態で発見された。見分の結果、死亡時期不詳。以上15件、遺体については、身元不明のため火葬に付し、遺骨は当市市営墓地に埋葬してあります。

胎児15遺体、「行旅死亡人(こうりょしぼうにん)」として官報に公告

2月1日の官報に、この胎児の15遺体が「行旅死亡人(本籍、氏名、住所ない人で更に遺体の引き取り手がいない者)」として、記載されるとマニアの間には衝撃が走ります。
各種ニュースサイトにで取り上げられたこともあり、「官報」も「行旅死亡人」も知らないホラーファンが押し寄せ、「グーグル・トレンド」や「ついっトレンド」の上位に「行旅死亡人」がランクインし、異彩を放つことになりました。

官報のわずか二行の超短文の中には、「24週~31週の胎児」、「12週~15週の胎児」といった、この世に名を受けなかった生命の必死で生きた証が並びます。
昭和の時代だとこういう病院は当たり前にありました。
近所のクソガキが、こういう病院の特別室に連れ込まれておとなしくなるのも、当たり前の通過儀礼でした。
でも、平成も30年なんですよね。
なおこの「鳥丸産婦人科」は、現在は取り壊されて存在していないとのことです。

「官報」、「行旅死亡人」とは?

官報の定義は至ってシンプルです――日本国の機関紙である。
こちらをご参照下さい「インターネット版官報
「行旅死亡人」というと、文学好きの方なら、西村賢太の私淑する「藤澤清造」を思い浮かべるかもしれません。
藤沢清造も「行旅死亡人」として火葬に付されています。
官報ファンの中には、「行旅死亡人」マニアもいらっしゃるのですね。
行旅死亡人データベース
行旅死亡人情報 bot
フォローワーが7,268人もいらっしゃいます。

なぜ官報に記載される「行旅死亡人」に魅せられるのか

官報に記載される「行旅死亡人」の記述は、徹底したモノ語りです。
例えば「行旅死亡人」ではレアケースの若い女性の、08年に港区の植え込みの中で見つかった遺体についての記述。
年齢30歳前後の女性、身長170cm位、大柄、黒色ロングヘア、卵顔、 色白、左前腕部に直線のリストカット痕、所持品は、手提げバッグ、がま口、ケース付めがね、 CDプレイヤー、写真、本、鍵、傘、薬袋
ここで何か気がつかないでしょうか?
若い女性なら持っているはずのモノを持っていません。
携帯、スマホですね。
周到に処分してきたと思われます。
でも、どこかの誰かがこの女性の携帯番号にかけ続けていると祈りたいものです。

官報&行旅死亡人ファン増殖中かな?

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