新潟県妙高市のスキー場で行方不明だったスキー客の親子、心肺停止の状態で発見される

新潟県妙高市のスキー場で不明の2人、心肺停止状態で発見

1月25日午後、新潟県妙高市両善寺のロッテアライリゾート・スキー場で、昨日から行方が分からなくなっていました滋賀県から来たスキー客の2人が、この日の午後、心肺停止の状態で発見されました。
心肺停止で見つかったのは、滋賀県大津市の医師・猪飼剛さん(68)と、息子で滋賀県草津市の医療事務員・智さん(40)。
2人はスキー場の上級者コースで、スキー滑走中にコースから外れて道に迷ったとみられます。

新潟県妙高市のスキー場・遭難事故 通報

24日午後1時40分頃、妙高市両善寺のロッテアライリゾートから「スキー客2人が道に迷っている」と妙高警察署に通報が入ります。
即座に現場に向かったパトロール隊は、遭難場所付近は積雪が約3~4mあり、吹雪でまったく前が見えない状況で、発見は困難を極めました。
そこで捜索隊は、位置情報を得るために2人に110番通報を呼びかけました。
通報を受けた妙高署の署員によると、通話の内容は
「いつの間にかコースから外れ、道に迷った」とのことでした。
また、息子の智さんは立木に衝突し、顔と腹にけがを負っていることが伝えられいました。

新潟県妙高市のスキー場・遭難事故 無念の一夜

2人の避難している位置は把握したものの、悪天候と視界不良はつづき、雪崩などの危険もあるため、この日の捜索を断念します。
2人とは連絡が取れる状態のため、雪山に穴を掘り、ビバークしているという2人に、その場から動かないよう指示を出しました。
翌25日早朝から、妙高署と妙高消防署、山岳遭難救助隊などが連携して天候を見ながら、捜索を行う予定を確認しました。

新潟県妙高市のスキー場・遭難事故 一夜明けても悪天候は変わらず

午前7時頃から再開された捜索も、困難を極めました。
午後2時45分、2人は西野谷の林道から約100M下の沢で発見されました。
発見当時は2人とも意識はなく、すでに体が硬直していたということです。

妙高署によると、発見現場は天候が荒れており、あす26日以降に、遺体を引き上げるという予定です。

ロッテアライリゾートとは、どのレベルのスキー場なのか?

昨年12月16日、約10年ぶりにグランドオープンしたスキー場です。
旧名称は、「ARAI MOUNTAUN & SPA」。アライの名称で親しまれていました。
国内でも有数の管理の難しいスキー場といわれ、現地の管理経験者のいない中での運営に、危険視する声もずいぶんありました。
今月3日には、管理区域外でスノーボードをし遭難したとみられる2人の男性が、自力でスキー場に戻り保護されるという事故があったばかりでした。
豊富な降雪量によりパウダー志向も満足させるゲレンデの魅力は、豪雪のための滑降困難とも隣り合わせのため、厳しい自制心を求められるスキー場といえるようです。

スキーヤーからは、難しいスキー場との指摘

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