東京・大田区で、弟への説教を見兼ねて、慶大生の兄、父親を刺殺

慶応大生の兄、弟をかばって父親を刺す

19日、田園調布署は父親をナイフで刺したとして、慶応大学2年鳥屋智成容疑者(20)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕したと発表しました。
18日午後10時10分頃、智成容疑者は大田区南雪谷5丁目の自宅マンションの居間で、父親の不動産関連会社役員、多可三さん(58)の腹部をナイフで刺して殺害しようとした疑いがもたれています。
智成容疑者は、多可三さんと母親(50)、高校生の弟(17)との4人暮らし。酒を飲んで帰宅した多可三さんが居間で弟に説教していたところ、隣室にいた智成容疑者が「やめないなら刺すぞ」と言ってナイフを持ち出したということです。

イケメン長身の慶大生

鳥屋智成容疑者はFacebookを公開していたため、たちどころに画像が出回りました。
殺人からも、激情からも、刃物からも、最も縁の無さそうなルックスです。
ネット上の声は、また慶応か、リア充の転落に対する歓喜、母性本能をくすぐる坊ちゃんに寄せる同情、父親のDV疑惑、といったものがほとんどです。
ご近所の人からは、「4人一緒のところも見かけるし、仲がいいご家族だと思っている」という印象も。

死亡した父親の多可三さん

多可三さんも慶応大学の出身で、社会党の上田哲・衆議院議員の秘書を務めたのち、渋谷区の不動産関連会社「ブルースカイリビングサポート株式会社」代表取締役となっています。
事件当夜多可三さんは、酒を飲んで帰宅したのちに、「衣服の貸し借りをめぐって」次男に説教していたところ、惨劇に至ったようです。
この衣服というのが、次男が多可三さんから借りたジャージを紛失したという説もあります。
父親と衣服を貸し借りする高校生というのは、どうなんでしょう?友達家族なのか、ちょっとズレているのか、特殊な親子なのか、ちょっとわからないところがあります。

37年前の「金属バット両親殺し」

この事件の舞台設定は「一柳展也の金属バット両親殺し」と、酷似しています。
中の上あたりの住宅地、エリート家庭、4人家族、酒飲みの父親、説教癖、デキのいい兄。
実行犯が、兄と弟の違いはありますが、動機のわからなさまでそっくりです。
その後の供述で一柳展也は、父親から「この家から出ていけ!」と言われ、「世界がまっしろになった」ため凶行に及んだとしています。
以後犯罪者の供述でたびたび見かけることになる「世界がまっしろ」ですが、このとき初めて登場しました。
案外、この事件は、きっかけまで似ているのかもしれません。
「やめないなら刺すぞ」→「できるものならやってみろ」→世界がまっしろ。

Twitter上は、画像のためか同情票多数

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