餃子の街・栃木県宇都宮市で、餃子を万引きした男、万引きを問われ、逃走、転落死

餃子の街・栃木県宇都宮市で万引きと転落死が起きた

8日午後5時半ごろ、栃木県宇都宮市のスーパー「ヨークベニマル」で、万引を疑われた男性が、2階にある駐車場の柵を乗り越え約6メートル下に転落する事故がありました。男性はすぐ病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

宇都宮 万引きを問われ、逃走、転落死

買い物客で賑わう午後5時半ごろ、宇都宮市内のスーパー「ヨークベニマル」で店内を巡回中の警備員が、50歳から60歳くらいの男性が、「あんパン」や「餃子」などの食料品8点を、洋服の中に隠し持ち出しているのを発見。警備員はほかの買い物客に配慮して、男が店外に出て2階の駐車場に至ったところで、「支払いが済んでない物ありますよね」と声をかけます。すると男は、「知らないよ」と言って猛然と走りだし、駐車場の柵を乗り越えて約6メートル下の地面に転落しました。
死亡したのは宇都宮市に住む梁田学さん(62)。

哀しい高齢男性の万引き

終戦直後の貧しい時代には、盗みをしなければ生ていかれない、哀しい盗みが横行していたと聞きます。
高度経済成長を経た昭和の末、どの駅前にもスーパーが林立する頃になると、若者のゲーム感覚の万引きが喧伝されました。
そしてまた昨今、夕方のニュース番組で盛んに特集されるのは、この宇都宮の事件のような高齢者の哀しい万引きの実態です。
そこで犯罪白書に当たって、万引きの実態を参照してみたところ、やはり哀しい現実が明らかになりました。
万引き自体の検挙数は、2005年の11万件をピークに全体としては減少傾向にあります。2016年では7万件を若干下回っています。
最も衝撃的なデータは、16年の未成年における万引きによる検挙人数は8549人に対して、高齢者は2万6936人になります。
これは少子高齢化に比例して、高齢者そのものが増えているということも考慮が必要です。
そこで、人口に対する万引き検挙者数を割り出す必要があるでしょう。
1998年のデータでは、人口一万人に対する、万引き検挙者数を平均化すると
未成年で55人
65歳以上の高齢者で4人
それが16年になると
未成年で11人
65歳以上の高齢者で8人

なんと、未成年が5分の1に減少しているのに対して、高齢者では2倍強に増加しているのです。
このデータから一概に、高齢者の万引き激増とは言い切れないのは、逃げ切れないのは高齢者ばかりという面もあるからなのですが、近年増加傾向にあったことは否めないでしょう。

人生はドラマを破壊するドラマ

未成年の万引きは転売目的の悪質犯が増加傾向にあるのに対し、高齢者が盗んだ物の68%は食料品というのも哀れを誘います。
一番人気が、おにぎり・あんパンというのは郷愁を誘います。
この事件でも、一番の注目は「餃子の街宇都宮で餃子を万引き」なんて、ということではないでしょうか?
あまりにもできすぎです。
人生はドラマを破壊するドラマのはずです。
ドラマに呑まれてはいけません。
Twitter上にも、呆気に取られる声

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