気象庁から緊急地震速報が発令 富山と茨城に同時に地震が発生したことが原因か

気象庁から緊急地震速報が発令されたのに、震度は3

1月5日11時2分ごろ、「茨城沖で地震発生。強い揺れに備えてください」と気象庁の緊急地震速報が、関東を中心とした広い範囲に発令されました。

通常、気象庁の緊急地震速報は、最大震度が5弱以上と予想された場合に出されるものです。しかし、1月5日には緊急地震速報が発令されましたが、実際には最大でも震度3で大きな地震ではありませんでした。今回、震度3なのに、緊急地震速報は、なぜ発令されたのでしょうか。

気象庁によりますと、1月5日11時2分に富山県西部を震源とする地震がありました。石川県七尾市と中能登町で震度3を観測しました。震源の深さは約20キロ、地震の規模はマグニチュード3.9と推定されています。

同じく1月5日11時2分、茨城県沖を震源とする地震がありました。茨城県神栖市で震度3が観測されました。震源の深さは約40キロ、地震の規模はマグニチュード4.4と推定されています。

これらの地震による津波の心配はないそうです。

インターネットメディアが、1月5日に緊急地震速報が発令された件で、気象庁に取材を申し込みましたが、担当者に問い合わせが殺到していて電話がつながらなかったそうです。

ただし、気象庁の公式サイトには、複数の地震が同時期に近い地域で発生した場合には、別々の地震と認識できず「誤った緊急地震速報を発表することがあります」として、以下のように書かれています。

「複数の地震が時間的・距離的に近接して発生した場合に、別々の地震と認識できず、規模の大きな1つの地震が発生したと認識するなどして、的確な緊急地震速報を発表できないことがあります。」

1月5日に発令された緊急地震速報の場合は、富山県と茨城県沖でほぼ同時刻に地震が発生したことから、1つの巨大地震が発生したと気象庁のシステムが間違えて判断した可能性がありそうです。

その後、インターネットメディアが気象庁への取材に成功しました。気象庁の担当者によりますと、緊急地震速報は1月5日午前11時2分32秒から37秒にかけて富山県を震源地として第1報から3報まで「予報」を出していました。

しかし、11時2分46秒になって茨城県を震源とする「警報」に切り替わったそうです。そのため「システムが2つの地震を1つの大きな地震と誤解した可能性がある」としています。現在、気象庁にて、緊急地震速報が発令された詳しい原因を調べています。

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