西宮・今村市長政界引退を表明 発言確認した記者に「殺すぞ」と発言

西宮・今村市長、政界引退を表明したあと、取材求めた記者に「殺すぞ」発言

兵庫県西宮市の今村岳司市長(45)は1月4日、西宮市役所庁内会議室での幹部向けの仕事始め式で「市長選には立候補いたしません。今後はいかなる政党や選挙にもかかわるつもりはない」と述べ、任期満了に伴い4月22日に投開票される同市長選に出馬せず、政界から引退すると表明しました。

今村市長は、前回の市長選で自民、公明、民主(当時)の3党が相乗りで推薦した現職を破って初当選しましたが、1期で退くことになります。

また、仕事始め式後、発言の確認を求めた読売新聞の男性記者に対し、今村市長は「殺すぞ」と言って取材を拒否しました。西宮市の関係者が明らかにしました。

今村市長は2014年4月の西宮市長選で初当選しました。「偏向報道」と判断したら取材拒否すると発表したり、中高生向け行事で「中高生時代にたばこを吸った」などと発言して西宮市議会から撤回を求められましたが、拒否したりするなどのトラブルを起こしていました。

今村市長は元リクルート社員でした。リクルート退社後の26歳で初挑戦した西宮市議選でトップ当選し、西宮市議を4期15年務め、前回の市長選は政党の支援を受けずに戦い初当選しました。西宮市長就任後は、市職員への報道機関の取材の様子をビデオ撮影する方針などを打ち出しました。

次期西宮市長選を巡っては、元衆院議員の石井登志郎氏(46)、元副市長の本井敏雄氏(66)、兵庫県議の吉岡政和氏(43)の3人が立候補を表明しています。

 今村市長が、読売新聞の男性記者に「殺すぞ」などと暴言を吐いた問題で、読売新聞大阪本社は同日、今村市長に厳重抗議し文書による謝罪を求めました。

市の関係者らによりますと、今村市長は読売新聞の男性記者に「しゃべんな」「寄るな」と言って取材を拒否しました。「このくそがき、俺んち(家)まで来て」「落とし前をつけさせる」などと発言しました。取材方法に立腹していたとみられています。報道各社は、記者会見を求めましたが、今村市長は拒否しました。

西宮市によりますと、読売新聞阪神支局長らが1月4日午後、今村市長に抗議文を直接手渡しました。西宮市役所には市民から「今村市長は今すぐ辞任すべきだ」などの苦情が寄せられているそうです。

読売新聞大阪本社広報宣伝部の話では、「今村市長が次の選挙に立候補するかは公共の関心事であり、極めて不穏当かつ威圧的な言動で取材を拒む行為は取材・報道の自由を踏みにじり、読売新聞と記者の名誉をおとしめるもので到底看過できない」としています。

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