イラン精鋭部隊「革命防衛隊」のジャファリ司令官、反政府デモの終えんを主張

イランで昨年末から続いた反政府デモ、終えんか

イラン革命防衛隊のムハンマド・アリ・ジャファリ司令官は、同国で2017年末から始まりここ数日イランで行われていた反政府デモが終了したと主張しました。

イラン国営テレビに発言したジャファリ司令官は、「今日は不穏が終えんした日である」と述べました。

イランの経済上の理由で先週2017年12月28日に始まった抗議運動が、12月29日以降は反政府デモへと変化したと強調したジャファリ司令官は、反政府デモに参加した一部の者は身柄を拘束されたと明かしました。

ジャファリ司令官は、「反乱の中心にいる問題のある連中を大勢逮捕した。反革命の訓練を受けていた。こういうやからには強硬に対応していく」と強調し、デモの発端となった事件の責任はアメリカ、イスラエル、サウジアラビアにあるとしています。

ジャファリ司令官は、革命防衛隊のウェブサイトに出された声明で、イラン全土で「騒ぎを起こした者」の数は1万5000人以下で、同隊による介入は「限定的」なものにとどまったと説明しました。そして、「今日、われわれは暴動の終結を宣言する」と発表しました。

 また、ジャファリ司令官は「反革命勢力による訓練を受け、暴動の中心で騒ぎを起こしていた者たちの多数が逮捕されており、断固たる措置を受けることになる」と言明しました。抗議行動を起こした人々は「ソーシャルメディア上で大規模な介入を行った」ものの、「制限が設けられると、問題は減少した」と述べました。

地元メディアによると、首都テヘランの街頭には大勢の革命防衛隊員や警官が引き続き配備されています。地方部での状況については、情報の真偽を確認することが困難な状況が続いているものの、2日夜から3日朝にかけて反政府デモがあったとする報告はほとんどありませんでした。

イラン政府の呼びかけにより、政府支持派が2018年1月3日にアフヴァーズ、アーバーダーン、ゴルガーン、イーラーム、アラーク、ホッラマーバード、ケルマンシャー、ブーシェフルといった都市で大規模な政府支持集会を開催しています。

イランにおける事件は、2017年12月28日にマシュハドでデモ隊が同国の物価の高さ、失業率、汚職といった問題に抗議したことに端を発しています。瞬く間に反政府デモへと変化した抗議運動は、テヘラン、ケルマンシャー、サナンダジュ、ザンジャーン、シーラーズ、ゴム、アフヴァーズ、ザーヘダーン、アラーク、ホッラマーバードといった数多くの都市に拡大しました。

イラン全土で発生した事件で、これまでに21人以上が死亡し、デモ参加者1000人以上が身柄を拘束されたと伝えられています。

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