アイルランドにて、日本人が路上で刺され死亡事件発生 エジプト出身の男性を拘束

アイルランドで日本人が死亡する事件発生

 アイルランドの公共放送RTEなどの報道によりますと、アイルランド北東部ダンドークで1月3日午前9時ごろ、日本人男性が路上で背中を刃物で刺され、死亡したとの報道がありました。地元警察は、殺人の疑いでエジプト出身の18歳の男を拘束しました。

 事件近くの路上でも2人のアイルランド人が鉄棒のような物で相次いで襲われ、負傷しました。警察当局は、無差別襲撃事件の可能性もあるとみて動機を調べています。事件で逮捕された男は、複数の武器を所持していたそうです。

 地元アイリッシュ・タイムズ紙は、事件で刺殺された日本人は現場近くのダンドーク工科大学に通う24歳男性と報じています。

事件の現場は、アイルランドの首都ダブリンから北に約70キロの場所でした。

ダンドークは、アイルランド北東部、レンスター地方ラウス州の町です。首都ダブリンとベルファーストの中間に位置します。町にはキャッスルタウン川が流れ、ダンドーク湾に注いでいます。北アイルランドとの国境からほど近く、アイルランド最大の町です。

アイルランドは、国民の約84%がカトリック教徒であり、国民の気質は概して温和、陽気、忍耐強い、人なつっこく親切などと評されています。

 アイルランドの治安は比較的安定していると言われていますが、繁華街や観光スポットを中心に窃盗や粗暴事案が日本より高い水準で発生しているほか、住居侵入の被害を受けた邦人もおり、相応の注意が必要とも言われています。

 アイルランドでは、2016年2月にダブリン市内北部のリージェンシー・ホテルで発生した銃撃事件以降、ギャング団の抗争とみられる銃撃事件がダブリン市内及び近郊で複数件発生しており、警察が警戒活動を強化していました。

 2001年9月11日の米国における同時多発テロ以降、アイルランドにおいてはISIL(イラク・レバントのイスラム国)、アル・カーイダ等のイスラム過激派によるテロは発生しておらず、また、国内にはイスラム過激派組織の存在も確認されていませんでした。

 しかし、アイルランド政府の発表では、2010年のアラブの春以降、イラクやシリアなどの紛争地に渡航し、戦闘行為に参加した者や、これらのグループに経済的援助など支援しているアイルランド国民が確認されており、アイルランド治安当局は引き続き、これらの人物の動向を注視しています。

 また、2015年2月にパリで発生したシャルリーヘブド事件以降、アイルランド政府は、国内の国際テロに対する脅威度を「低い(Low)」から「テロ攻撃の可能性はあるが、具体的な脅威はない」という意味の「平穏(Moderate)」に引き上げ、現在も継続中です。

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