オウム真理教元幹部 中田清秀容疑者 長男殺人未遂で現行犯逮捕

中田清秀容疑者 長男殺人未遂で現行犯逮捕

29日、岐阜県警高山署は、元オウム真理教幹部で古物商の現在、中田清秀容疑者(70)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。
高山署によれば、中田清秀容疑者は午後10時頃、高山市西之一色町にある店舗を兼ねた自宅で、「殺すぞ」などとおどし、40歳の長男を刃渡り約50センチの刃物で切りつけた、ということです。

長男は腕、太ももなどから出血し、病院に搬送されましたたが、命に別条はないということです。
中田清秀容疑者は調べに対して、
「けがをさせたのは間違いないが、殺すつもりはなかった」
と供述しています。

オウム真理教関連報道相次ぐ

年の瀬になってオウム真理教の周辺が喧しくなってきました。

27日 菊地直子元信者の無罪確定

25日 「山田らの集団」に立ち入り検査

11月21日 麻原死刑囚四女の記者会見(父母に対する推定相続人の
廃除)

高橋克也被告の裁判結審後には、現在13人収監されている確定死刑囚に対する、刑の執行が検討されるといわれています。
22年かかった大掃除の、終わりの始まりといったところでしょうか。

中田清秀容疑者とは?オウム事件当時

中田清秀は、事件発覚当時、数少ない麻原より年上の中年幹部信者として、かなり異彩を放っておりました。
林郁夫と同い年で、早川紀代秀の2つ上。ダブル・キヨヒデとも呼ばれていました。

青山弁護士や村井・上祐に代表されるエリートとは対称的な、暴力の顔として新実智光とともにその「一度見たら忘れられない凶暴な顔」は度々クローズアップされておりました。

教団内では「建設省」幹部として、不動産取引の現場で凄みを効かせる、拳銃の調達、信者の奪還が主な任務でした。
1995年の強制捜査の直後、詐欺未遂の罪で懲役1年・執行猶予3年の判決を受け、前科10犯となりました。

出所後オウムを脱会し、岐阜県飛騨市で「聖白虎ヨガ密教の集い」を主催していましたが2001年に解散しています。

中田清秀容疑者の生い立ち

出身は名古屋ですが、中学2年生の時に親が事業に失敗し、北海道で一人暮らしをすることになりました。そのとき住んでいたアパートで知り合った暴力団員の影響で組員に。

また中田清秀の妻は、麻原も影響を受けていた阿含宗の信者でした。
つねづね妻の信仰を苦々しく思っていた中田も、ノストラダムスの本を読んでいる最中に神秘体験を経験し、精神世界に傾注していくことになりました。
独学で神秘体験を重ねるうちに、「トワイライトゾーン」「ムー」に掲載された麻原彰晃の記事に感化されオウム真理教に入信。
人目もはばからぬ布教活動に、さすがに業を煮やした組からは、「組をとるのかオウムを取るのか」
と迫られ、「オウム」と答えたため破門になりました。

終わりに

赤貧洗うが如しの幼少期を経て、馬車馬のように働いた二十代を通り越し、三十代に入って突如オカルトに開眼するというはよくあることのようです。

豊田商事事件の永野一男がそうでした。
彼も岐阜の恵那市で極貧の幼少期を送っておりました。
幼い頃、家があまりにも貧乏で暗かったから、星ばかり見ていた。
その星空が突如目の前に蘇ってきて、一連の詐欺商法を思いたったというのです。

詐欺グループ会社の統括会社として設立されたのが「銀河計画」でした。
中田清秀も、オウム真理教脱会後は飛騨・高山の地をほとんど離れていないようです。
岐阜の夜空には「山の神話」が囁きかけてくる何かがあるのでしょうか?

Twitter上には、あの仇敵弁護士も登場

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