鶴岡市の海岸に、また北朝鮮とみられる木造船と遺体4人が漂着

相次ぐ北朝鮮からの漂着物、今年は過去最高の件数

北朝鮮からとみられる木造船の漂着が各地で相次いでいますが、12月24日朝に、山形県鶴岡市の海岸で、木造船とみられる船の船底などが漂着しているのが見つかり、木造船の近くからも4人の遺体が確認されました。

12月24日午前8時40分ごろ、山形県鶴岡市油戸の海岸で「木造船がバラバラの状態で漂着している」と近くの住民から酒田海上保安部に通報がありました。

酒田海上保安部によると、海岸からは木造船の船底らしき船の一部と散乱した木片が見つかりました。また、木造船の近くからは4人の遺体が見つかっていて、遺体はいずれも腐敗が進んでおり、身元を示すようなものは見つかっていないそうです。海上保安部と山形県警で遺体の身元の特定など詳しく調べています。

日本海の沿岸では11月以降、北朝鮮から漂着したとみられる木造船や遺体が相次いで見つかっています。

日本近海に北朝鮮漁船が急増したのは、2015年の金正恩氏の新年の辞で「魚の台風を呼び起こし人民の食卓に海の香りを漂わせなければならない」と漁業戦闘が命じられたためと言われています。

北朝鮮は、今年11月初旬「労働新聞」が社説で「冬季漁獲戦闘」を呼びかけていました。北朝鮮からのものと思われてる今年の漂着は、過去最高の件数となっています。北朝鮮の漁業ではイカ漁が有名で、北朝鮮船が押し寄せる能登半島沖の大和堆では今年11月、数十隻の北朝鮮難破船が船底をみせて浮いていて日本の漁師を驚かせました。

最盛期を前に北の密漁船が荒天を押して出漁してたのですが、連続台風などで難破、転覆したと言われています。

日本海沿岸に漂着した北朝鮮籍とみられる木造船については、環境省が12月22日に、処分費用に関する自治体への補助制度を拡充し、12月22日以降に処理する木造船は全額国費負担とする方針を明らかにしていました。

海上保安庁によると、2017年に入り、12月21日日正午までに朝鮮半島からの木造船が漂流または漂着した事例は96件あり、統計を取り始めた2013年以降、最多となっています。環境省によると、所有者が分からない場合は産業廃棄物として自治体が処理し、1隻当たりの処理費用は数十万~百数十万円かかるそうです。

木造船を含む海岸漂着物の処理費用は、以前は全額国費負担でしたが、漂着物の増加が財政を圧迫したとの理由で、2015年度から補助制度に変わっていました。木造船の場合、処理費用の2~6%を自治体が負担する規定となっており、漂着木造船の急増に伴い、補助の拡充を求める要望が自治体から相次いでいました。環境省は「住民に非常に大きな不安を与えている。処理が迅速、円滑に進むようにしたい」と話しています。

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