覚せい剤取締法違反容疑で埼玉の市立中教諭を逮捕

市立中学教諭の覚せい剤使用

警視庁中野署が覚せい剤取締法違反の疑いで、埼玉県狭山市立西中学校の教諭、鹿島勝容疑者(57)を逮捕していたことが12月20日に分かりました。鹿島容疑者は、警察の調べに対し、容疑を認めているとのことです。同署によると、逮捕は今月6日のことでした。

逮捕容疑は11月下旬から今月上旬に、鹿島容疑者が東京都内か周辺で覚せい剤を使用した疑いです。

同署によると、今月5日午後8時45分ごろ、東京都新宿区大久保の路上で、車を運転していた鹿島容疑者に対して、パトロール中の警察官が車を停車させて職務質問したところ、鹿島容疑者の上着の胸ポケットから注射器2本が見つかったそうです。警察は、すぐに鹿島容疑者に任意同行を行い、同署で鹿島容疑者の尿検査をしたところ、覚せい剤の陽性反応が出たとしています。

警視庁によりますと、鹿島容疑者は調べに対して覚せい剤使用の容疑を認めているということです。警視庁が覚せい剤の入手ルートなどを調べています。

学業や部活指導に熱心だった教諭の逮捕を受けての対応

狭山市教育委員会によりますと、鹿島容疑者は社会科の教諭で、中学2年生の副担任をしていました。また、卓球部の顧問もしており、授業や部活指導を熱心に行っていて勤務態度に問題はなかったということです。生徒や同僚の教師からの評判も悪くなかったそうです。鹿島容疑者は、逮捕されるきっかけとなった今月5日は学校を休んでいました。

狭山市教育委員会の向野康雄教育長は、鹿島容疑者の逮捕を受け、「生徒を教育する立場の教員がこのような行為におよび、生徒、保護者、地域の皆様の信頼や信用を失う事態を招き、深くおわびします。今後、再発防止と信頼回復に努めます」とコメントしています。

鹿島容疑者による事件を受けて狭山市立西中学校は、18日、全校集会と臨時保護者会を開いて事件に関する事実の報告と謝罪をしました。また、同中学校に通常常駐している相談員に加えて、19日からは臨床心理士の資格を持った職員を派遣して、学校で事件に対する生徒たちの心のケアにあたっているということです。

埼玉県では、今年所沢市の中学校教員も覚せい剤所持により逮捕されたという事件が起きていました。埼玉県の他にも教員による覚せい剤に関する事件は、頻度が目立つようになり、覚せい剤の蔓延が心配されています。こうした覚せい剤に関する事件が目立つようになったことを受けて、警察による覚せい剤への取り締まりがより一層厳しくなることが予想されます。

世間の声は??


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