京浜東北線にて架線が切れるトラブル発生 嫌がらせで運転見合わせか?

12月16日午前10時56分ごろ、JR京浜東北線の川崎駅(川崎市川崎区)と鶴見駅(横浜市鶴見区)の間で架線が切れるトラブルが発生し、京浜東北線と東海道線、横須賀線の上下線で運転を見合わせました。

京浜東北線は、首都圏を貫く大動脈であることから、運航がストップしたことは大きな影響を及ぼす事態となりました。

トラブル発生当時、東京方面に走行していた京浜東北線の磯子発南浦和行き快速列車が、鶴見川にかかる橋を通過する際に異音を感知したため緊急停止をしています。
架線を確認したところ、橋の上で切れた架線が垂れ下がっていることが分かったそうです。

その後、トラブルが発生した車両の乗客約900人が、線路を歩いて近くの駅まで移動することになりましたが、体調を崩す乗客も発生し、一部が救急車で病院に搬送されることもあり現場では一時大混乱となりました。
JR東日本の発表によるとけが人はいないようです。

JR東日本によると、断線したのは京浜東北線の横浜市鶴見区の鶴見川橋梁上にある上り線の架線です。
トラブルにあった京浜東北線の快速列車は10両編成で、調べたところ、架線から列車に電気を取り入れるために電車の屋根に取りついているパンタグラフが、複数破損していたそうです。

同社広報は、パンタグラフの異常により架線が断線したか、断線した架線によってパンタグラフが傷つけられた可能性があると話しています。
架線は切れて、垂れ下がった状態になっていました。
断線した原因については、JR東日本にて現在調査中とのことです。

同社はパンタグラフを畳んで縛り付け、架線に傷をつけないよう処置した後、車両を現場から動かしました。
切れてしまった架線をつなぎ合わせる作業も進め、東海道線は16日午後3時30分ごろ、横須賀線は同4時50分ごろ、京浜東北線は同5時39分ごろにそれぞれ運転を再開しましたが、大幅な遅れが出てしいました。

トラブルの影響で、京浜東北線の川崎―新子安駅間で他にも列車2本が停止し、計約1,500人が線路に降りて近くの駅へ移動する自体になっています。
振替輸送先となった京急品川駅の改札口も混雑し、入場制限が行われたようです。

最終的に、京浜東北線と横須賀線、東海道線の3路線で92本が運休、214本で遅れが生じ、約22万人の乗客に影響が出たことがわかっています。