ゲーマー・ポリスの逃走劇 お金が尽きるまで失踪しようと思っていました 親が怒るから

“まさか”か、“またか”か、“ゆとりはこれだから”か、感慨は人それぞれかもしれませんが、こぼれるため息には変わりはないのかもしれません。
またしても、警察官の不祥事が明るみに出てしまいました。

長崎県警に勤務する20代の男性警察官がスマホゲームに30万円を費やし、そのことで親に叱られるのを恐れ、四日間失踪していたことがわかったというのです。
では、稀代の「ゲーマー・ポリスの四日間の逃亡劇」を時系列に従って、検証してみましょう。

この巡査は以前からスマホゲームにのめり込んでおり、クレジット会社から十数万円の請求が来たことから、父親から激しく叱責を受け、「もうスマホゲームはやめる」と約束
それが元の木阿弥に帰した、と判明したのが、今年の2月2日。

その日、巡査は勤務に出ていました。
驚愕の事実を知ることになったのは、母親でした。
クレジットカード会社から届いた督促状には、300,000円を超える金額が記載されていたのです。

それがすべてスマホゲームの課金であることは、明細を確認するまでもなく過去の行状から明らかです。
慌てふためいた母親は、思いあまって息子の勤務先に電話をかけました。

ついに、Xデーが来てしまったことを知った巡査は、虚偽の理由を並べ立てて警察署を早退。
逃走劇の幕は切って落とされた。
ところが、翌2月3日、早くも、山口県下関にて車で移動しているところを山口県警の署員に目撃されています。

4日、両親が行方不明者届を提出。
5日、下関市で、自家用車で移動中のところを山口県警の警察官が発見。
笛吹けどもまったく盛り上がらない逃走劇でした。

どうやら、逃走経路からして下関を一歩も出ていない模様なのです。
調べてに対して男性巡査は、
「母親に知られてしまった、父親に叱られるのが恐くなって逃げた」
「お金が尽きるまで失踪しようと思っていました」
と、語っています。

男性巡査は11月24日付で本部長訓戒処分となった。

実は同様の事件はが、四年前にも起こっております。
兵庫県警の44歳の男性巡査部長が、やはり携帯オンラインゲームの課金代の支払いに窮し、職務質問で知った女性を恐喝したという事件です。

被告となった元巡査部長は、その取り憑かれた魔力について、法廷でこう証言しています。
「ゲーム内で強くなるために課金していた」
気がつけば、課金額は50万円を超えていたといいます。

「ネットを通じて知り合いができた。みんなで一緒に目標に向かってゲームをしていくのが楽しかった」
いずれも耳を疑うような幼児的な供述ですが、稀薄な現実感というのは共通しております。

現実世界での欲求の不充足が、ソーシャルゲームへののめり込みの要因になるとは、よく言われることですが、実在の警察官がこんなキンダーガーデン・コップでは困りものです。
こんな警察官からの職務質問は勘弁してもらいたいものです。