トルコ大統領「イスラエルはテロ国家」と批判 エルサレム首都に反発

アメリカのトランプ大統領が、イスラエルの首都をエルサレムと承認したことに対して、トルコのエルドアン大統領は12月10日の演説で、承認宣言は「無効だ」強く反発しました。
反発したうえで、イスラエルを「テロ国家」と非難しています。エルドアン大統領の批判に対して、イスラエルのネタニヤフ首相は「クルド人の村々を爆撃し、記者を拘束するような国家指導者の説教はいらない」強く反発しました。

トルコの報道機関によれば、エルドアン大統領はパレスチナを「抑圧された犠牲者」としていて、イスラエルを「完全な占領国家。それについて国連などのどんな決定も認めてこなかった」とかなり批判しています。
エルドアン大統領は以前に「エルサレムはイスラム教徒にとってのレッドライン(超えてはいけない一線)」と警告を出しました。トルコがイスラエルとの外交関係を断つ可能性があることにも触れていました。

イスラエルのネタニヤフ首相はこの日、フランスパリでマクロンフランス大統領と会談した後、記者会見を行っています。
この会見でエルドアン大統領の発言に対して「イランが国際社会の制裁を逃れるように手を貸して、ガザ地区などでのテロ攻撃を支えている」と反論しました。

また、「最終合意の前にエルサレムをイスラエルの首都と一方的に認めるアメリカには反対だ」としています。
ヨーロッパからも批判を受けているアメリカは、これからどのような戦略をしていくのでしょうか。

また、この宣言によりトルコとイスラエルで紛争などが始まる可能性がなくもありません。紛争などが起きて一番被害を受けるのは国民です。そのことを考えて、両政府には冷静でかしこい選択をしてもらいたいですね。