車上あらしや盗難車の炎上から1年 事件の展開は? 三重県

三重県で1年前に起きた、連続車上あらしと盗難車が炎上するという、日常をおびやかす事件があったことをみなさん覚えていますか?
この事件は、9月中旬から12月上旬にかけて三重県の津市と松阪市で、車上あらしが相次いで起こり、それと同時に盗難車が焼ける不審火が発生しました。
三重の警察は犯人が犯行後、車上あらしの証拠を隠すために逃走目的で使った盗難車に放火した可能性があるとして捜査をしています。

警察の話では、9月の中旬から12月上旬にかけて分かっているだけで、52台から現金5万円が盗まれていて、8台の車が焼かれています。
事件が発生したのは、いずれも週末や祝日でした。手口は、窓ガラスを割って金目の物を取っては、車上あらしをした周辺で車が炎上するパターンが繰り返し行われています。

2016年の12月4日の朝6時前に、松阪市にあるビデオ貸しのお店の駐車場で車が1台全焼しました。警察の調べによると、ビデオ貸しのお店の入り口ガラスが割られ、レジの近くが荒らされている形跡があったそうです。
お店側は現金管理をしっかりしており、レジにお金を入れていなかったことから現金が盗まれずにすんでいます。警察は、犯人たちが車で入り口のガラスを破壊した後に、車に火をかけたとしています。

その約35分後に、およそ10キロ離れた河川敷で車の助手席が焼けているのが発見されました。焼けていた車は、いずれも12月3日の夜に松阪市と津市で盗難された車でした。
盗難された車が、燃やされる被害は各月2件ずつ起きています。

9月には、津市で盗難された車が全焼する事件が2件連続で発生しました。同じ日に37件の車上あらしが発生し、およそ1万7000円の現金が盗まれています。狙われたのは、家に駐車場にとまっている車や路上にとまっている車で、犯行手口は窓ガラスを割っての車上あらしでした。
10月には、津市で車が2台焼け、同じ手口で車上あらしが4件起きました。11月には、松阪市で2台の車が焼け、11件の車上あらしがあり、10月と合わせて約3万5000円の被害が出ています。

このように何件もの車上あらしや車の炎上が相次いで起き、地元住人は不安な毎日を過ごしました。
警察の捜査はまだ進んでいませんが、1日でも早く犯人逮捕の一報ができるように努めてほしいと思います。