北朝鮮の木造船 また漂着するのでは? 不安と怒りの声 

ここ最近、日本海側の海岸には、北朝鮮籍の漁船と思われる木造船の漂流や漂着が相次いで起こっています。
日本の排他的経済水域(EEZ)で違法でありながら、北朝鮮の船を操縦した挙句、船のトラブルなどから日本海沿岸に打ち寄せられたようです。

日本と北朝鮮では、まだ拉致問題が解決していません。その問題を背景に北朝鮮の行動に地元の住民は、不安と怒り、困惑がみられるようです。
毎日平穏な生活をしている、秋田県の港町に緊張が走ったのは11月23日の深夜のことです。
「本荘アリーナ」付近の防波堤に木造の船が漂着しました。船に乗っていた8人の男性が「北朝鮮から漁に来たが、船が故障した」と話、秋田県警に保護されています。

11月26日には宮沢海水浴場に、木造船が流れ着き、27日に体の一部が白骨化した男性8人が遺体で見つかっています。
今年、青森、秋田、山形の3県で確認された、流れ着いた木造船の数は28日現在で15件、11月だけで11件です。
21日に木造船を発見した男性は「最初見つけた時は、北朝鮮の船だと思った」と話し「食料の確保に必死なのはいいが、しけの続いている日本海であの程度のつくりの船では、簡単にひっくり返る。不審船の漂着はまだつづくだろう」と指摘しています。

多くの木造船が日本沿岸に流れ着いた理由として、11月の半ばに日本海に迫った低気圧で海が荒れて、船が難破し、日本海沿岸に漂着したとされています。

秋田県警が流れ着いた木造船を調べてみると、イカ釣りで使用する集魚灯、漁網や北朝鮮のお金などが発見されたそうです。
流れ着いた木造船内から、スパイ工作や脱北をうかがわせる物は見つかってはいませんが、由利本荘の船が一時、行方がわからなくなる騒ぎがあり、住民の不安をあおる結果になっています。

佐竹知事は11月27日の定例記者会見で「漁船なのかスパイ船なのか、船を調べれば痕跡がある。調査の機会を逃し、住民に不安を与えた」と警察の批判しました。
地元漁師も「漁の途中で出くわしたら不気味だし、不安を感じる漁師もいると思う。密漁と違って対策のしようがない」と戸惑いを隠せませんでした。
地元住民のみなさんは、漂流船などを見つけて不審だと思った時は、近づかず、すぐに警察に連絡してください。


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