名古屋ゴミ屋敷家主逮捕 ゴミではなく資源 ごみの移動に腹を立て女に暴行

名古屋市中区で住宅から大量のゴミが溢れでていた、通称「ゴミ屋敷」に住んでいた男が歩行に邪魔なゴミを動かそうとした女性に暴行した容疑で逮捕されました。
逮捕されたのは中区松原無職相澤秀行容疑者(61)です。
相澤容疑者は21日正午、自宅前でNPO法人の女性が路上に放置され歩行の妨げになっていたゴミを移動させようとした事に腹を立て、服を引っ張るなどの暴行をはたらいた疑いが持たれています。

逮捕される一時間ぐらい前に女性から「路上にゴミが散乱している」と通報があり、駆けつけた警察官に犯行を目撃され現行犯逮捕されました。
調べに対して相澤容疑者は「女性を止めようとしただけで暴行はしていない」と容疑を否認しています。20日もこの女性とトラブルになっており、警察が詳しい経緯などを調べています。

現場のゴミ屋敷は直線2キロのマンションが立ち並ぶ住宅街で、近隣の住人によると相澤容疑者は三年前から家に入れず雨の日も外で寝泊まりしていたそうです。
歩道は大量のゴミで溢れており、市は撤去を要請しているがそれには応じませんでした。

逮捕された男は以前取材を受けた時に自分の家をごみ屋敷とは思っておらず「皆がゴミだといっても、これは資源だ。だからごみ屋敷ではなく、本当は資源屋敷だ」と話していました。
以前取材を受けていたことから、たびたび観光客などが訪れ、ツーショットをとるなど快く対応していたようです。ちょっとした観光名所になっていました。

また、相澤容疑者は逮捕前にテレビ局の取材などもうけており32年程前、27歳の時に失業し父親から譲り受けこの建物に住み遺産で生活をしていたと報じられています。失業をきっかけに様々なものを集め始めほとんどの物は空き缶だったそうです。

最初はガラクタアートとかオブジェを作ろうとし、空き缶をプレスして塊にして色を分けて、その塊の一部の缶を取り出して形を作りオブジェにする。
そのオブジェを名古屋で有名な生け花の先生から貸してと言われて先生の作品に使われたこともある。そこでやめておけばよかったのだが芸術心に火がついた容疑者は空き缶回収に行っては自宅にため込み今のゴミ屋敷になってしまったという事です。

テレビ局の取材人によると相澤容疑者は裕福な育ちのせいかおもてなしの精神に溢れ、根っからの奇人ではなさそうだという。本当の解決はこれからの取調べと相澤容疑者の心のケアにかかりそうです。近隣の住民が安心して住める日が一刻も早く訪れるといいですね。


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