知的障害の男性重傷「ビ・ブライト」傷害事件で元職員の男女を逮捕 証拠隠滅図った疑いが浮上

知的障害の男性重傷「ビ・ブライト」傷害事件で元職員の男女を逮捕 証拠隠滅図った疑いが浮上

栃木県宇都宮市の知的障害者支援施設「ビ・ブライト」(瑞宝会運営)で今年4月、知的障害がある28歳の男性が元施設職員の男女から執拗に暴行を受け、一時意識不明の重体となった傷害事件で、元職員の松本亜希子容疑者(25)と関係者の佐藤大希容疑者(22)が逮捕されました。2人は犯行当時の防犯カメラ映像を消すなど偽装工作を図った可能性が浮上しています。

障害者支援施設に入所していた知的障害のある28歳の男性が当時の職員らから暴行を受け、一時意識不明の重体となったこの事件は今年4月、宇都宮市西刑部町の知的障害者支援施設「ビ・ブライト」で働いていた元職員・松本亜希子容疑者と入所しながら手伝いをしていた佐藤大希容疑者が共謀して男性に暴行を加えた疑いが持たれている事件。

暴行を受けた入所者の男性は腰の骨が折れて内臓の一部が損傷。腹部に1リットル以上の血液が溜まるなどして一時、意識不明の重体となりましたが現在は回復に向かっており、療養中だということです。県警は両親から被害届が出されたことから捜査を進めていました。

施設職員から事情を聴くなどして詳しく捜査したところ、ビ・ブライトで働いていた元施設職員の松本亜希子容疑者と関係者の佐藤大希容疑者の2人が共謀し、入れ代わり立ち代わりに殴る蹴るの暴行を加えた疑いがもたれており、傷害容疑で逮捕されています。

その後の捜査で施設内に設置された防犯カメラ映像のうち、事件の約3週間前から事件翌日にかけての映像だけが消えていることが判明し、容疑者らが犯行の証拠を消すために証拠隠滅を図った可能性が高いとみて、さらに詳しく調べているということです。

「ビ・ブライト」の施設内に設置された防犯カメラは廊下や共用スペースなどに合わせて5台が設置されていましたが、5台全ての映像が消されていたという。

警察が両親からの相談を受けて施設を訪問、カメラの映像を確認したところ、3月下旬から4月16日までの映像が消えており施設関係者は「故障だと思う」などと説明していた模様。

施設関係者ら男女2人が傷害容疑で逮捕されましたが、警察は引き続き詳しい経緯について捜査を進めています。

知的障害の男性重傷「ビ・ブライト」傷害事件で元職員の男女を逮捕 証拠隠滅図った疑いが浮上