青雲丸で自殺や自殺未遂が相次ぎ調査を開始 海技大学校在籍の練習船実習生3人が相次ぎ失踪など

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船員を養成するための航海訓練を実施している国土交通省所管の独立行政法人・海技教育機構の練習船「青雲丸」で今年7月、実習で乗船していた「海技大学校」在籍の男子学生が自殺や自殺未遂、失踪が相次いで3件起きていたことが明らかとなり、第三者委員会を立ち上げて調査を開始することが発表されました。

現時点で青雲丸の船内でのイジメや指導上の問題(パワハラ)は確認されていないというが、調査委員会を立ち上げて詳しく調査することが決定した。

航海訓練の練習船に乗船していた学生3人が自殺(未遂)や失踪をしていたことが明らかとなったこの事案は、横浜市の「海技教育機構」が所有し船員養成のための航海訓練を実施している練習船「青雲丸」(5890トン・全長116メートル)に乗船していた「海技大学校」(兵庫県芦屋市)の男子学生3人が自殺や自殺未遂、失踪が相次いだもの。

青雲丸は今年7月1日から学生127人らを乗せ、航海士や機関士などの資格取得に必須となる乗船実習(最大3カ月)を行なっており、乗船していた海技大学校の19歳から21歳の学生3人が自殺を図って死亡、自殺未遂を図って救助、保護者に連絡した上で連絡が取れなくなった失踪したことが問題となっている。

自殺したのは20歳の男子実習生で7月21日に「実習を継続するか悩んでいる」と教官に打ち明けた後、家族と相談させる時間を取るために神戸港で下船・帰省させたが、約7日後の28日に愛知県名古屋市内で自殺を図り死亡。遺書は見つかっていません。

また、7月13日未明には香川県小豆島沖の坂手港沖に停泊していた青雲丸から19歳の実習生が海に飛び込み自殺を図り行方が分からなくなりましたが、小豆島にたどり着いて無事が確認されている、実習生は「将来が不安になった」と話している。

その後の7月30日には21歳の男子実習生が名古屋港で下船後、行方不明となり直前には保護者にメールで「失踪する」と伝えた後、失踪しており現在も行方が分かっていないという。

未遂を含めて自殺や失踪した3人の実習生はいずれも海技教育機構が運営する「海技大学校」の「海上技術コース」(2年間)に在籍する2年生で、周囲の学生や教員から聞き取った範囲では船内でのイジメやパワハラなどの情報はないということですが、第三者委員会を立ち上げて調査を開始することを決定した。

自殺者などが相次いだ練習船「青雲丸」は約120人~140人の実習生が乗船し7月1日~9月10日の予定で神戸~名古屋~別府~小樽各港に寄港しながら操船やエンジン操作、救命などの訓練をしていた。尚、同船での訓練は現在も続いているという。

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