岐阜県高山市の介護施設「それいゆ」で入所者5人死傷 不審死?事件と事故の両面で県と警察が調査

岐阜県高山市の介護施設「それいゆ」で入所者5人死傷 不審死?事件と事故の両面で県と警察が調査

岐阜県高山市桐生町4丁目の介護老人保健施設「それいゆ」で7月末以降、入所していた高齢の男女3人が相次いで死亡したほか、2人が怪我をして救急搬送後に入院していることが明らかとなりました。入所者5人が死傷したことから、岐阜県が施設へと立ち入り調査を行なったほか、警察が施設職員や入所者の家族などから事情を聴いています。

死亡した3人のうち少なくとも1人の女性の死亡に不審な点があることなどから、暴行を受けて死亡した事件の可能性も視野に捜査を進めているという。

高山市桐生町の介護老人保健施設「それいゆ」入所者の男女3人が相次いで死亡したほか、2人が入院するなどした事件の可能性もある事案は7月31日、80歳の入所者男性が喉に食べ物を詰まらせ施設内で意識を失い搬送先の病院で死亡が確認されたのを初めとして、8月7日、12日と入所者の女性が相次いで死亡するなど不審死が疑われることが判明したもの。

8月6日深夜に93歳の女性が「それいゆ」施設内の居間で倒れているのを巡回中の施設職員が見つけ、7日未明に死亡。頭蓋骨骨折脳挫傷と診断されています。この93歳の女性は1日に入所したばかりだったという。

12日夕方には部屋で体調を崩しているのを夕食の介助で訪れた職員が発見、救急搬送された87歳の女性が13日夜に死亡。肋骨が複数折れて肺に刺さっており、県警はこの女性の死亡の経緯が不自然だったことなどから16日に司法解剖を実施したところ、死因は肺の中に血がたまる「外傷性血気胸」だったということです。

このほか、15日には91歳の女性の肋骨が折れ、翌16日には別の93歳の女性の胸に痣(アザ)が見つかり、肺挫傷と診断。2人は救急搬送され入院しています。

非常に短い期間で入所者3人が死亡、2人が入院したことを施設から報告を受けた岐阜県は17日午前に立ち入り調査を実施。18日午前10時半頃からは介護保険法に基づいて介護老人保健施設「それいゆ」へ立ち入り検査を実施しており、入所者の管理などに問題がなかったか調べています。

また、岐阜県警も入所者の死亡の経緯について調べると共に、施設職員や入所者の家族から事情を聴いており、死傷した5人が暴行などを受けていた事件と事故の両面で捜査を開始している。

施設を運営する医療法人同仁会の説明によると「(入所者が死亡したのが)非常に短期間だったことが問題だった、警察に依頼して原因究明をしている」「捜査や県の調査には全面的に協力します」と話しています。

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2017.08.18

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