高橋まつりさん電通入社後の自殺を過労死判断、労災認定=クリスマスに飛び降り自殺、電通側の非は?

高橋まつりさん電通入社後の自殺を過労死判断、労災認定=クリスマスに飛び降り自殺、電通側の非は?

大手広告会社「電通」の新入社員だった高橋まつりさん(当時24)が2015年のクリスマスに住んでいた寮から飛び降り自殺を図り死亡した。高橋まつりさんは最長で月130時間の残業をするなど、過酷な労働環境で勤務していたことが認められ、三田労働基準監督署(東京)が過労死として認定していたことを7日、遺族側弁護士が会見で明らかにした。

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会見を行った弁護士の発表では、高橋まつりさんは2015年3月に東京大学(東大)文学部を卒業後、同年4月に電通に入社。インターネットの広告部門を担当し、本採用となった10月からは証券会社の広告業務にも携わっていた。

弁護士側が算出した高橋まつりさんの残業時間は、10月が約130時間、11月約99時間。休日出勤や徹夜での勤務も連続していたという。

高橋さんのTwitterアカウントには朝4時、5時に「今から帰宅」という投稿がかなりの頻度でみられ、「働くの辛すぎでは。」「土日も出勤しなければならないことがまた決定し、本気で死んでしまいたい。」などと投稿していた。

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高橋まつりさんの人物像は?大学時代には対談企画に登場

高橋まつりさん東京大学に在籍中、2011年に、WonderNotes(ワンダーノーツ)というポータルサイト上の企画で、週刊ヤングジャンプ(集英社)の編集部員の方と1対1で対談しており、その際の様子がウェブサイト上に公開されています。

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高橋まつりさんの対談記事

自殺の原因となった「電通」の勤務体制に問題は?

大手広告代理店の電通で働く社員のことは昔から「電通マン」なんて呼ばれたりしています。
電通社員の勤務内容は過酷なことで有名ですが、その見返りとして貰える給料もかなりの額になるということです。

ただ、過去にも電通社員の過労死はニュースになっており、1991年に当時24歳だった男性が最長で月140時間の残業をしていたことわかっています。この一件に関しては、自殺した電通社員の父親の方が民事訴訟・損害賠償請求訴訟(裁判)を起こし、最高裁まで争った末、原告側が勝訴する判決が出されています。
ちなみにこの方が自殺した時期は入社後、1年5カ月目だったとようです。

今回の高橋まつりさんの自殺も東京・三田労働基準監督署が過労死として労災認定したことから、電通側の労働環境に何らかの問題があった可能性が高いです。

電通は超有名な会社なので、少し調べれば会社の内情や裏側が次々と出てきますが、やはり長時間労働・超過残業に関しては「当たり前」になっているようで、終電帰宅は日常茶飯事、徹夜で仕事を終わらせ、始発でいったん帰宅し、数時間後に再び出社するという勤務をしていた方もいるようです。

結果的にサービス残業を含む残業時間が膨れていき、精神が病んでしまう人も多かったという。

労災認定について電通は、「社員の自殺については厳粛に受け止めております。労災認定については内容を把握しておりませんので、コメントは差し控えます」とするに留めています。

高橋まつりさんのTwitterから過酷勤務の実態も明らかに

高橋まつりさんのTwitterアカウント「まつり(@matsuririri)」には日付が変わり、午前4時から6時頃にかけて退勤するといった投稿が数日おきにみられました。

また、定時はとっくに過ぎていると思われる午後10時前に退勤した時には「22時前に帰れるなんて、奇跡だ…」と、過酷な勤務実態を物語るかのようなツイートが投稿されています。

高橋まつりさんが電通入社後1年で飛び降り自殺…Twitterの声

東大卒の電通新入社員が2015年のクリスマスに寮から投身自殺を図り死亡したこの事件。高橋まつりさんが自殺を図る数カ月前の残業時間は、過労死のラインとされる月間残業時間80時間を超えていたことがわかり、長時間労働が自殺の原因として労災認定されました。

ネットでは「自殺するなんて…」といった声も聞かれましたが、長時間労働で精神的に追い込まれ、正常な判断ができない状態だったという見方が強いようです。

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