日本貨物航空 エンジンボルト折れたまま運行、不適切整備で厳重注意=国内唯一の貨物専門航空会社で不祥事

日本貨物航空 エンジンボルト折れたまま運行、不適切整備で厳重注意=国内唯一の貨物専門航空会社で不祥事

日本国内で唯一の貨物専用航空会社「日本貨物航空」でエンジンのボルトが折れたまま、約2400時間・計438回に渡って飛行していたことが発覚し、国土交通省は5日、航空機の不具合を修理せずに飛行させたとして、日本貨物航空に対し厳重注意しました。

発表によると、日本貨物航空の整備チームは今年2月、自社の貨物専用航空機ボーイング747型機1機のエンジン内部のボルト(エンジンの空冷配管)を誤って折ってしまったが修理できず、技術部門にも報告せずに運航を続けていました。この担当者は該当部品を修復中の6月頃、別のボルトも折っていた。

ボルトは合計で4本あり、折れたボルト2本は9月までに修復していましたが、内部告発で会社が把握するまで隠蔽し、約2400時間・計438回飛行した事実が判明しています。

このボルトが折れていても安全上の大きな問題はないが「燃費が悪くなった可能性がある」とコメントしている。

この報告を受けた国土交通省は10月19日までに原因と再発防止策を報告するように指示するとともに、同社に対して厳重注意を行いました。

航空法では、航空機の不具合などを報告しなかった場合、100万円以下の罰金に科すことができると定めている。

日本貨物航空の会社概要

日本貨物航空株式会社は、総合物流企業である日本郵船グループの空運部門を担当する、国際線貨物専門航空会社である。 機材はノーズカーゴドアを持つ大型貨物専用機ボーイング747-400Fとボーイング747-8F に統一されている。一般航空貨物を輸送する貨物専門航空会社としては世界有数の運航規模を誇る。

NCAの機材は以下の航空機で構成される2013年(平成25年)4月、日本籍のボーイング747-400F型とボーイング747-8F型を運航しているのは同社のみである。
2014年4月以降、5年間でボーイング747-8F型に統一する予定で、ボーイング747-400Fは随時退役となる。

2014年にANAの旅客運航からボーイング747-400型機が退役し、政府専用機も後継機としてB777-300ER型機が選定された事で、近い将来日本籍の航空会社からいわゆる「ジャンボ」が消えるのではないかと航空ファンを危惧させたが、NCAが747-8F型機新造機を受領して運航を開始したため、当分の間日本籍の「ジャンボ・ジェット」がいなくなる事態は避けられた。

4発エンジン搭載超大型機としては、B747-8シリーズと競合する欧州製超大型機A380を、ANAが2016年1月に発注した為、民間旅客用機材としても4発超大型機が復活し、さらに日本国初の総二階建旅客機が、定期路線に導入される予定となった。

ボーイング747-400F(純貨物型)- 7機
この型式には社内公募により各機に愛称が付与されている。
JA01KZ – NCA Pleiades(プレアデス) 
JA03KZ – NCA Phoenix[17](フェニックス)
JA04KZ – NCA Pegasus(ペガサス)
JA05KZ – NCA Apollo(アポロ)
JA06KZ – NCA Antares(アンタレス)
JA07KZ – NCA Andromeda(アンドロメダ)
JA08KZ – NCA Aries(アリエス)

ボーイング747-8F – 8機
JA13KZ 1号機
JA12KZ 2号機
JA11KZ 3号機
JA14KZ 4号機
JA15KZ 5号機
JA18KZ 6号機
JA16KZ 7号機
JA17KZ 8号機

日本貨物航空でエンジンボルトが折れたまま長期間運行…Twitterの反応

日本貨物航空が所有するボーイング747型機の1機で、エンジン内部のボルトが折れているのを隠したまま、長期間運行していたことが発覚し、世間を賑わせています。

ネット上でも批難の声があがっており、航空機の安全運航に対しての意識が低かったと言わざるを得ない隠蔽事件です。

日本貨物航空 エンジンボルト折れたまま運行、不適切整備で厳重注意=国内唯一の貨物専門航空会社で不祥事

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