わんずまざー保育園 小幡育子園長を給付金不正受給の詐欺容疑で刑事告訴へ、保護者説明会では怒号が飛び交い園長退出の場面も

わんずまざー保育園 小幡育子園長を給付金不正受給の詐欺容疑で刑事告訴へ、保護者説明会では怒号が飛び交い園長退出の場面も

定員46人を22人超える68人の園児を受け入れた上、保育士の数を水増しするなどして給付金を不正受給していた兵庫県姫路市の私立認定こども園「わんずまざー保育園」と小幡育子(おばたいくこ)園長に対し、姫路市は詐欺容疑で刑事告訴する方針を固めたと判明。この園では僅かな給食しか与えていないなど数々の問題点が指摘されていました。

小幡育子園長が運営する認定こども園・わんずまざー保育園を巡っては園児の食事(給食)が少ないという問題から始まり、定員を22人超える園児と直接契約を結んで利用料や給食費として数万円を園長が受け取っていた事実が明らかに。

その後、実際に働いていた保育士10人の数を13人と水増しして姫路市に報告。給付金を不正請求・不正受給していたことに加え、保育士にペナルティとしてボランティア勤務(無給勤務)を強要するなど、労働基準法違反の疑いがもたれています。

このほか、定員を超えた22人とは直接契約を結んで利用料数万円と給食費数千円を毎月徴収し、帳簿外でプールするなど小幡育子園長が横領していた可能性も指摘されている。

この記事では現在までに分かっているわんずまざー保育園の運営実態や問題点や園の今後について公開しています。

認定こども園「わんずまざー保育園」で保護者説明会実施も大荒れ、園長の小幡育子氏が退出する場面も

定員を超える園児を受け入れた上、極端に少ない量の給食や保育士の劣悪な労働実態などが明らかになり問題視されている兵庫県姫路市飾磨区加茂381−7の認定こども園「わんずまざー保育園」で、3月21日夜に保護者説明会が実施されました。

説明会では冒頭から保護者から「子供はペットか動物か」と批難の声が殺到し、園長の小幡育子氏が土下座するなどの場面があったという。説明会に立ち会った市の職員が園長・小幡育子氏を一時退席させるなどしたが、残された7人の保育士は謝罪を始め「園長先生が怖くて」と泣いていたという。

問題が発覚した認定こども園「わんずまざー保育園」兵庫県姫路市飾磨区加茂381−7
(問題が発覚した認定こども園「わんずまざー保育園」兵庫県姫路市飾磨区加茂381−7)

保護者説明会に参加した保護者によると、約30食分の給食が不足していた問題については「(給食の)写真に映っていたものには私と保育士もびっくりしております」などと説明し、極端に少なかった給食については小幡育子園長と保育士も把握していなかったと話したという。

しかし、説明会は保護者が納得するような内容ではなく、終始大荒れとなった模様。

わんずまざー保育園で指摘されている問題点、無届けでのベビーシッター業務運営も発覚

数々の問題が指摘されているわんずまざー保育園で現在までにわかっている問題として、定員46人に対して市に報告せず追加で22人の園児を受け入れた上、利用料として料金を受け取っていた。さらに、給食は68人の園児に対して40食前後しかなく、常に30食前後の給食が不足していたという。

わんずまざー保育園で出されていた量が少ない給食
(わんずまざー保育園で出されていた量が少ない給食)

食べ残されたり余った給食を冷凍するなどして再利用。長いものでは約1ヶ月後に再利用することもあったという。光熱費削減のため、暖房の使用を控えて室温は約14度前後だったという。

さらに、わんずまざー保育園に正規に入園した園児の一部から本来集めてはいけない入園料1万円を徴収し、定員を超えた22人からは施設利用料として数万円、給食費として毎月4500円前後を徴収し、帳簿外でプールしていたことが明らかになっています。

わんずまざー保育園で勤務する保育士に関しても、欠勤・遅刻・早退した職員は支払われる給与から1万円が減額され、30分以上の遅刻で2日間、無断欠勤をした場合は7日間の無給での“ボランティア勤務”を強要。保育士の休日に関しても祝日などで園の規定よりも休日が多い月は日数に応じて給与をカットするなど、劣悪な労働環境だったことが伺える。

わんずまざー保育園に勤務する10人の保育士の数を13人と市に報告し、給付金を架空請求・不正受給していた事実も明らかに。保育士との雇用契約書も姫路市に提出する分とは別に保育士と独自に交わした「裏契約書」が存在するなど、労働基準法違反の疑いももたれています。

3月22日までに、わんずまざー保育園では昨年4月頃から契約した家庭に保育士をシッターとして派遣するシッター業務を無届けで運営していたことが新たに判明。市が2月23日に行った特別監査で提出されている勤務表とは別の勤務表が見つかりました。

これは小幡育子園長が勤務表の偽造を行い、シッターの派遣業務を隠蔽するためだったとみられています。

わんずまざー保育園・小幡育子園長が逮捕される可能性は?給付金不正受給の詐欺容疑で刑事告訴へ

わんずまざー保育園を巡っては兵庫県と姫路市が園側の弁明を聴く聴聞を実施した上で3月中にも認可を取り消す方針を固めていますが、姫路市はこれまでの給付金の返還を求めるとともに、小幡育子園長を詐欺の疑いで刑事告訴する方針を固めました。

刑事告訴された場合、約5000万円の給付金を不正に受給した詐欺事件として警察の捜査が行われた上で園長の小幡育子氏が詐欺容疑で逮捕される可能性もある。

保育士とわんずまざー保育園の間には不当な契約が結ばれていたとして、労働基準法違反の疑いでも調べを進める方針。

また、わんずまざー保育園で預かっていた68人の園児達に十分な食事を与えていなかった虐待の疑いや、定員を超える22人の園児と直接契約を結んで月に2万円から4万円の利用料や4~5千円の給食費を直接受け取っており、横領罪に当たる可能性もあります。

詐欺容疑で刑事告訴される予定の小幡育子園長の顔写真
(詐欺容疑で刑事告訴される予定の小幡育子園長の顔写真)

わんずまざー保育園の今後は?

わんずまざー保育園を巡る一連の騒動が発覚後、初めての登園日となった3月21日。以前と変わらず多くの保護者が子供を預けに来ていたという。

小幡育子園長が刑事告訴されたとしても保育園を利用していた保護者がすぐに別の保育園に移れるわけではないため、問題が発覚しても子供を預けざるを得ない状況だと思われます。

保護者は「ショックとしか言いようがない」と話しつつも、「給食は改善されているようだし、子供を預けないといけない状況もある」と暗い表情で語ったという。

わんずまざー保育園 小幡育子園長を給付金不正受給の詐欺容疑で刑事告訴へ、保護者説明会では怒号が飛び交い園長退出の場面も

1 個のコメント

  • こんな事件に適切な言葉は見当たらない。
    大人の保育士が7人いて園長が怖かったは、呆れかえる。
    泣いて保身を図っている。保育士失格。
    泣きたいのはご両親のほうだ。 彼女らには世間にはもっと怖いものが有る事を身をもって知らせろ。 中途半端な温情は今後のためにならない。