鉢伏山の長野防災ヘリ墜落事故で消防隊員3人が死亡 4人の捜索は6日に再開の見通し、山岳救助の訓練中に墜落

鉢伏山の長野防災ヘリ墜落事故で消防隊員3人が死亡 4人の捜索は6日に再開の見通し、山岳救助の訓練中に墜落

長野県中部の鉢伏山(はちぶせやま)の山中に長野県の防災ヘリコプター「アルプス」が墜落する墜落事故が3月5日午後にあり、山の斜面に墜落している防災ヘリの残骸を県警のヘリコプターが発見しました。現在までに搭乗員9人のうち3人の死亡が確認され、午後11時までにヘリに乗っていた全員の身元が明らかになりました。

この鉢伏山で起きた防災ヘリの墜落事故で長野県消防防災航空隊に所属する消防隊員の伊藤渉さん、甲田道昭さんとパイロットの岩田正滋さんの合わせて3人が心肺停止状態で病院に搬送されましたが、死亡が確認されたほか、墜落した機体内には6人が取り残されています。

残る4人は機体内に取り残されているとみられており、5日の捜索・救助活動は日没と共に6日早朝から再開される予定です。

早朝からの捜索で午前8時頃、機体の中から行方不明になっていた6人が発見され、全員が心肺停止状態でしたが長野県消防防災航空隊に所属する消防隊員の高嶋典俊さんと伊藤渉さんの2人の死亡が確認され、6日午後までに搭乗員全員の死亡が確認されたと報じられました。

警察と消防が墜落原因を調べると共に、国の運輸安全委員会は事故原因の調査のため、調査官3人を現地に派遣することを決定しました。

長野県防災ヘリの墜落事故、長野県塩尻市の高ボッチ高原に9人が乗った消防防災航空センター「アルプス」が訓練中に墜落

2017.03.05

長野県中部の鉢伏山に長野県の防災ヘリコプター「アルプス」が墜落する事故、男性5人を発見し3人の死亡を確認

この墜落事故は3月5日午後3時頃、長野県中部の鉢伏山に長野県消防防災ヘリコプター「アルプス」が墜落し搭乗していた消防隊員ら男性9人のうち3人の死亡が確認され、機体内にいる2人が呼び掛けに応じない模様。他の4人は墜落した機体内に取り残されているとみられており、5日の救助活動・捜索は天候悪化のため日没で打ち切られ、6日早朝から再開される予定だという。

長野県の防災ヘリが墜落した場所は長野県松本市と岡谷市の境界付近の鉢伏山(標高約1900メートル)の斜面で、この日は松本市の松本空港から1時31分出発し県が主催する山岳遭難救助訓練に参加しており、つり上げ救助の訓練を行う場所に向かう途中で墜落した可能性が高い。

5日2時25分頃に県消防防災航空センターから県に「アルプスと50分くらい無線が通じなくなっている」と連絡が入り、県警のヘリコプターが捜索を開始したところ、午後3時12分頃に墜落している防災ヘリを見つけたという。

鉢伏山に墜落した長野県防災ヘリ「アルプス」の残骸
(鉢伏山に墜落した長野県防災ヘリ「アルプス」の残骸)

その後、この墜落した防災ヘリに乗っていた方の身元が判明し、パイロット・岩田正滋さん(56)、整備士・清水亮太さん(45)、いずれも長野県消防防災航空隊に所属する消防隊員の伊熊直人さん(35)と甲田道昭さん(40)、瀧澤忠宏さん(47)、大工原正治さん(42)、小口浩さん(42)、高嶋典俊さん(37)、伊藤渉さん(35)の合わせて9人です。

このうち、現在までに死亡が確認されているのは、パイロット・岩田正滋さん(56)、長野県消防防災航空隊所属の消防隊員・伊熊直人さんと甲田道昭さん、新たに高嶋典俊さんと伊藤渉さんの合わせて5人の死亡が確認されました。残る4人は心肺停止状態で病院に搬送されています。その後、搭乗員9人全員の死亡が確認されました。

鉢伏山に墜落したのは「ベル412EP」型の防災ヘリコプターで、県が1997年に導入し松本空港を拠点に山岳遭難者の救助や救急搬送などの任務に当たっていたという。墜落事故が起きたこの日、午後5時までに出発した松本空港に戻ってくる予定だったという。

警察と消防が6日早朝から救助活動を再開し、見つかっていない4人の捜索を行う予定だという。また、この事故を受けて国の運輸安全委員会は事故原因の調査のため、調査官3人を現地に派遣することを決定・発表しています。

死亡が確認された搭乗員3人
(死亡が確認された搭乗員3人)

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