//マサキ珈琲がコメダ珈琲に似すぎとして店舗の使用禁止を命じる決定:店舗外観やメニューまでそっくり

マサキ珈琲がコメダ珈琲に似すぎとして店舗の使用禁止を命じる決定:店舗外観やメニューまでそっくり

和歌山県和歌山市内のコーヒー店「マサキ珈琲」の店舗外観やメニューが全国展開するコメダ珈琲に酷似(似すぎ)ているとして、コメダ側が店舗の使用禁止を求める仮処分を申請。東京地裁は12月17日に店舗使用の差し止めを命じる決定を出し、27日に発表された。マサキ珈琲は既に店舗改装を始めている。

コメダ珈琲にそっくりとされるマサキ珈琲は和歌山市内で中島本店と福島店の2店舗を展開。コメダ珈琲の特徴的外観である三角屋根や店内のソファー席の配置や提供していた食事メニューがコメダ珈琲に酷似していたもの。メニューはホームページ上で確認できますが、至るところを模倣していた模様。コメダ側はマサキ珈琲が提供していた商品メニューの差し止めも求めていたが、これは認められなかったという。

マサキ珈琲の外観についてはツイッターなどのネット上でも話題にあがり「似すぎ」「丸パクリじゃん」といった声が相次いで投稿されている。

コメダ珈琲に激似…和歌山市内のマサキ珈琲に店舗使用の禁止命令

この問題は和歌山県和歌山市内のコーヒー店「マサキ珈琲」に対し、全国でコメダ珈琲を展開するコメダホールディングス(本社:愛知県名古屋市)がマサキ珈琲中島本店の屋根や窓などの店舗外観のほか、店内のソファーや関の配置などが酷似しているとして、去年5月に店舗の使用禁止を求める仮処分を申請していた。この申し立てについて、東京地裁は差し止めを命じる決定が12月19日付けで出されたという。コメダホールディングスが27日に発表したもの。

地裁はコメダ珈琲の外観を「ほかの同種店舗と異なる顕著な特徴を持ち、消費者にもコメダ珈琲店の特徴が広く認識されている」と指摘した上で、問題となったマサキ珈琲の店舗は、特徴的な三角屋根や店内の内装(ボックス席の配置など)「あまりに多くの特徴が類似している」とした。

決定によると、店舗の使用を禁じたほか、店舗が写った写真や絵を印刷物やウェブサイトに載せてはならないと命じ、27日午後5時現在でマサキ珈琲の公式ホームページの店舗外観の写真が抜けており、マサキ珈琲本店(和歌山市中島546-1)とマサキ珈琲福島店(和歌山市福島613-9)の店舗外観写真は改装中となっており、既に店舗改装を進めているという。

メニューまでそっくり(マサキ珈琲のホームページに掲載)なマサキ珈琲に対してコメダ側が求めていた提供商品メニューの差し止めは認められなかったということです。

コメダホールディングスは、今回の仮処分とは別にマサキ珈琲中島本店を経営する会社「ミノスケ」に賠償を求める裁判も起こしていて、審理が続いているという。

(マサキ珈琲本店の店舗外観図:グーグルストリートビュー)

和歌山市内のマサキ珈琲がコメダ珈琲に外観・メニューが激似、店舗の使用禁止命令が決定…Twitterの声

マサキ珈琲がコメダ珈琲に差し止めされたのは、外観使用にしといてるだけで、実際はメニューも含めコメダのトレース紛いをやりまくってるんで怒りを買ったってとこ。

— DAI (@thunderbird0225) 2016年12月27日