//横須賀線の架線から火花 大船駅~北鎌倉駅間で架線付近に針金が接触しショート 3時間半後に運転再開

横須賀線の架線から火花 大船駅~北鎌倉駅間で架線付近に針金が接触しショート 3時間半後に運転再開

神奈川県鎌倉市のJR横須賀線大船駅と北鎌倉駅間で6月13日朝、架線から火花が出ているのが確認される架線支障が起き、午前11時39分まで大船駅と逗子駅間の上下線で運転を見合わせるなどして約3万人に影響がありました。火花の原因は河川付近に針金が接触してショートした可能性が高いとみられています。

この架線支障で13日早朝の通勤・通学に大きな影響が出ており、中には駅から歩いて移動する人の姿が確認されるなど多くの利用客に影響が出るなどしました。

以下、JR横須賀線の架線から火花が散った架線支障に関する詳細情報です。

JR横須賀線 大船駅~北鎌倉駅間の架線から火花、一時運転見合わせで3万人の乗客に影響

架線に針金が触れたことが原因でショートして火花が出るなどしたこの騒動は、6月13日午前7時50分頃に神奈川県鎌倉市のJR横須賀線大船駅と北鎌倉駅の間を走行していた千葉発逗子行き下り普通列車の運転士から「架線柱付近から火花が散っていたようだ」とJR東日本の東京総合指令室に連絡があり発覚したもの。

連絡を受けたJR東日本は東京駅~久里浜駅間の上下線の運転を見合わせ点検作業を実施。

現場は大船駅と北鎌倉駅間の架線のケーブルを固定している電柱付近で、架線付近に針金が接触してショートした可能性が高いとみられている。

点検・復旧作業には時間を要し、約3時間半後の午前11時39分に全線で運転再開。成田エクスプレスと湘南新宿ラインを含めて上下26本が運休、62本に最大で111分の遅れが出るなどして約3万人に影響があったと発表されています。

近所に住む人は「バチバチバチという音」「30センチ四方ぐらいの大きさで火花が出ていた」と話しており、ショート直後は激しい火花が出ていたことが伺えます。

(横須賀線 大船駅~北鎌倉駅間で火花が出た架線。黒く焦げているのが確認できる)
ツイッターには架線から火花が出たことで大船駅近くの線路上に止まった電車を撮影した写真が投稿されており、復旧作業にあたる作業員の姿も確認出来ます。

横須賀線の架線から火花、大船駅~北鎌倉駅間で架線付近に針金が接触しショート…Twitterの声